前にもこのブログで書きましたが、障害年金の審査は診断書を起点に審査しますので、診断書はとても重要です。当然ながら、その診断書に普段の症状、日常、就労状況等がきちんと反映されている事が重要になってきます。
最近様々な相談、主に精神系の相談を受けますが、診察の際に障害の症状や日常等を先生にきちんと伝えているかにも注視します。私の肌感覚としては、ほとんどのケースが伝えきれていない感じがします。一方、普段の診察時間である5分や10分程度の間に全てを伝えきる事も難しいと思います。
私は普段からクライアントに対して、診断書を作成するタイミングの数か月前からでも、普段の障害の症状、日常、就労しているのであれば、障害の特性にあわせた配慮の状況等を紙に書いて先生に渡すようにお願いしています。いざ症状を伝えようにも忘れる事もあるし、実際その場で正確に症状を伝えきる事も難しいと思うからです。
障害年金について詳しい方や多数更新をしている人にとっては、あたり前の事かもしれませんが、そのあたり前を徹底することが 、精度の高い診断書の作成につながり、結果的に受給決定や更新につながるものだと思います。
今後、障害年金の申請を考えている方や更新に不安がある方は、普段の症状などを書いたメモ書きを先生にお渡しする事をお勧めします。